冬型の気圧配置の影響で、新潟県内は大気の状態が非常に不安定となっています。阿賀町の県道では土砂崩れが発生し、およそ2キロにわたり通行止めとなっています。

土砂崩れがあったのは阿賀町綱木の県道・新発田津川線です。
県によりますと、7日午後2時40分ごろに土砂崩れが発生し、道路をおよそ40メートルにわたってふさぎました。このため、阿賀町綱木から新谷の2キロの区間が通行止めとなっています。

また、土砂崩れが発生した際、現場付近を走っていた乗用車1台に土砂が接触しましたが、ドライバーにけがはないということです。今のところ復旧の目途はたっていません。

8日の県内は冬型の気圧配置となり、大気の状態が非常に不安定となっています。このため、8日午後11時半現在、新潟市や長岡市、糸魚川市に大雨警報が出ています。

新潟地方気象台によりますと、9日朝までの24時間に降る雨の量は、多いところで上越で70ミリ、中越で60ミリなどと予想されています。

下越では8日夕方まで、中越と上越では9日夜遅くまで土砂災害に警戒が必要です。