今回のこども未来プロジェクトは、走り高跳びで県記録を塗り替えた男子中学生をご紹介します。
ストレッチをするのは、長野県辰野町の辰野中学校陸上部。
その中でひと際、背の高い石崎智紀(いしざき・ともき)さんは、走り高跳びに打ち込んでいます。

準備を終えるとまずはその日の調子を確認。
155センチの高さをはさみ跳びで難なく飛び越えます。
2024年8月、福井県で開かれた全国大会では、自身の身長=181センチを超える188センチの記録で6位入賞を果たします。

石崎智紀さん「入賞できたのはうれしかったけれど、もともと目指していたのは優勝だったので悔しかったです。戦える技術力はついているんだなと実感しました」
全国の舞台で自信をつけた石崎さん。
その翌月に開かれた記録会で2メートルの高さを跳び、県の中学生記録を塗り替えました!

石崎智紀さん「2メートル跳ばなきゃって、3年生になってからずっと思っていたのでうれしさが大きかったです」
中学生記録に満足することなく、何本も跳躍を繰り返しスキルアップに励む石崎さん。
高校受験を控え、見据えるのは、次のステージでの活躍です。
石崎智紀さん「(高校で)全国1位を取ることは前提に世界で戦える選手になりたいというのが今の夢で2メートル35センチの今の日本記録を超えたいと思います」
日本を代表するジャンパーへ。次の目標に向け、大きく高く、踏み切ります。