ロシアのラブロフ外相は欧米がウクライナに供与した長射程兵器での攻撃について、越えてはならない“レッドライン”があることを欧米は理解すべきだとし、そうでなければ「さらなるメッセージを送る」と警告しました。
ラブロフ外相のインタビューは、アメリカのトランプ次期大統領と近いキャスター、タッカー・カールソン氏によるもので、6日公開されました。
その中で、ラブロフ氏は、ウクライナが欧米から供与された長射程ミサイルでロシア領内への攻撃を行っていることをめぐり、越えてはならない“レッドライン”が事実上、存在しないと欧米が考えているとすれば、「重大な間違いだ」と述べました。
そのうえで、ロシアが先月下旬に極超音速の新型中距離弾道ミサイル「オレシュニク」で攻撃したことについて、「正当な国益を守るためにはあらゆる手段を講じる用意があるというメッセージだ」として、欧米がそれを理解しないのであれば「追加のメッセージを送る」と警告しました。
また、ラブロフ氏はトランプ氏について「結果を求め、後回しにしない強い人物だ」としながらも、「親ロシアではない。トランプ政権下で多くの対ロ制裁が導入された」と述べました。
そして、「ボールはアメリカ側にある」として、トランプ次期政権の出方を見極める姿勢を強調しました。
タッカー・カールソン氏はプーチン大統領にも、今年2月、インタビューしています。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】事故から2週間...下校中はねられた女子中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い越し若い命が危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかるその恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
