アフリカ中部のコンゴ民主共和国で、インフルエンザに似た症状の原因不明の病気が広がっています。これまでに79人の死亡が確認されています。
コンゴ民主共和国では、南西部の地域を中心に原因不明の病気が広がっていて、AU=アフリカ連合疾病対策センターによりますと、これまでに376人の感染が確認され、79人が死亡したということです。
患者は高熱や頭痛、咳などに見舞われ、インフルエンザの症状に似ていて、感染者の半数近くが5歳未満の子どもだということです。
また、イギリスBBCはコンゴ民主共和国の保健当局の話として、死者の大半が15歳から18歳の若者だと伝えています。
コンゴ民主共和国 国立公衆衛生研究所 所長
「私たちは最大の警戒をしています。(未知の病気が)呼吸器感染症であるか、診断で確認する必要があります」
保健当局は、原因不明のこの病気は呼吸器感染症のようにみえるが、「ウイルス性なのか、細菌性なのか、はっきりしない」としつつ、採取した検体の分析を急ぎ、48時間以内に詳細が明らかになるだろうとの考えを示しています。
WHO=世界保健機関は、この事態について先週報告を受け、国連の関連機関がコンゴ政府と協力して原因の究明に当たっていると明らかにしています。
注目の記事
【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台

富士山噴火 その時、大量の火山灰が降ると…「人の流れ、物の流れが滞ってくる」 専門家が指摘する準備と対策

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

ラオスで広がる日本人“児童買春ツアー”の闇 授業の合間に呼び出され…性的搾取される少女たち
