身の回りの出来事や興味があることを調べて統計グラフにまとめ、その斬新さや表現方法を競うコンクールが行われ、宮崎県庁で表彰式がありました。
中には「しりとり」に関する説など、ユニークな調査もありました。
統計に関する知識や表現方法の向上などを目的に、毎年開催されている統計グラフコンクール。
県内では、小学生から一般の部まで201点の応募があり、6日は県庁で各部門の入賞者に表彰状が贈られました。
このうち、全国で入選した紙屋小学校2年の濱崎康和さんは、田んぼに生息している生き物の種類や数を、気温と天気のデータもグラフに盛り込みながら、丁寧にまとめました。
(小林市立紙屋小学校2年 濱崎康和さん)
「この調査をすることで、生き物たちがどんなふうに生活をしているのか、そして、田んぼがどれだけ大切な場所かを知ることができてよかったです」
表彰された作品の中にはこんなものも…
恒富中学校2年の安藤菜月実さんが調べたのは、『しりとり「りんご」の後、絶対「ごりら」と返す説!!』。
安藤さんの調査結果を紹介する前に、まずは、記者が街の人に調査した結果は…
(記者)「りんご」(街の人)「ゴリラ」
(記者)「りんご」(街の人)「ゴリラ」
(記者)「りんご」(街の人)「ゴリラ」
(街の人)「ゴリラ。ゴリラか、それかごまとかが多いかなあと思います」
(街の人)「ゴリラ」
(街の人)「ゴリラ」
街では10人中9人が、「りんご」のあとは「ゴリラ」でした。
安藤さんの統計では、友達、先生、家族など51人としりとりをした結果、37人が「ゴリラ」と答え、次いで「ごま」が8人でした。
そして、宮崎大学教育学部附属小学校4年の野口栞那さんが調べたのは、食事で「好きなもの」と「きらいなもの」のどちらから食べるか。
(宮崎大学教育学部附属小学校4年 野口栞那さん)
「いつもおばあちゃんちで夜ご飯食べるときに、おばあちゃんと隣で食べるんですけど、そのときに『いつも好きなものから食べるね』って言われてから気になったので調べました。まとめるのがとても楽しく、また来年もやりたいなって思いました。」
今回の入賞作品は、今後、県庁や県内の図書館などで展示される予定です。
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