8日(日)にかけて冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が流れ込む予想で、富山県内では初雪の可能性があります。日本海側の西風と北風のぶつかるところに雨雲のライン「JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)」が発生していて、8日には山間部を中心に大雪のところもありそうです。井上陽子気象予報士の解説です。(12月6日午後6時半時点の情報です)

週末は初雪だけでなく、今年初の積雪が予想されていて、山は大雪の可能性もあります。上空の寒気は、山では雪になる強さがすでに西日本を覆っています。寒気はもう一段強い、平地で雪になる強さが週末に富山まで入ってきます。

雨や雪の予想です。日本海側の西風と北風のぶつかるところに雨雲のライン、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が出来ています。6日の富山はまだ雨ですが、この雲の行きつく先で大雨や大雪になる可能性もあります。
大雪と雨の予想をみると、雪の範囲がだんだん広がっていて、8日には山間部を中心に大雪のところもありそうです。

8日かけてネクスコ中日本では北陸道や東海北陸道などで冬用タイヤの装着とチェーンの準備を呼びかけています。ネクスコ東日本によりますと、上信越道や関越道では予報によっては雪による通行止めの可能性もあります。車で関東や東海方面に向かう方は最新の交通情報に注意してください。シーズン初めの雪です。慣れた道でも気を引き締めて運転してください。

7日の富山県内は1日を通して雨か雪で、雷と伴って降り方が強まることもあります。県内東部を中心に風が強く、海はうねりと伴う高波ですので、防波堤には近づかないでください。

県内東部は雨マークが並んでいますが、雪に変わる時間がありますので、急な路面の変化に注意してください。

県内西部は雨や雪で真冬並みの寒さでしょう。タイヤ交換をされる方は手を温めながら怪我に気を付けて、しっかりと取り付けてください。

週間予報です。朝晩は0℃前後まで下がり、路面凍結のところも出てきます。車の運転は冬モードに切り替えてください。

全国週間予報で太平洋側は晴れマークですが風が冷たく寒い日が続きそうです。