食糧難に苦しむ人々を支援したいと、子どもたちが心を込めて育てました。岡山県津山市の小学校で、アフリカのマリ共和国へ贈る支援米の贈呈式が行われました。

子どもたちが育てた米が体育館に運び込まれました。

袋の一つ一つにあたたかいメッセージが添えられています。津山市の高野小学校では、28年前からマリ共和国に支援米を贈る活動を行ってきました。

今年は2年生と5年生、およそ140人が5月に田植えを行い、10月におよそ360キロのあきたこまちを収穫。

きょう(6日)はその贈呈式です。

(5年生の児童)

「マリの人においしく食べてもらうところを想像すると、とても嬉しく思います」

「一粒一粒大事に食べて、お腹いっぱいになってほしい」

支援米は子どもたちの思いとともにNPO法人などを通じて、来年の春ごろマリに届けられるということです。