食に関するスタートアップ企業が成長できる環境をつくるため、地元企業や教育機関などが意見を交わすイベントが開かれました。

新潟市中央区で開催されたのは『新潟フードテックタウン構想』のプレーボールイベントです。
『フードテックタウン』とは、食と技術を掛け合わせた都市のことで、食に関する新しい企業が生まれ成長できる環境をつくり、新潟を世界有数のフードテックタウンにすることを目指します。

オイシックス・ラ・大地やNSGグループが旗振り役となっていて、イベントには自治体や教育機関、地元企業など200人以上が参加し、構想の実現に向けて議論しました。

NSGグループ 池田弘会長
「食というテーマなんですけど、(新潟は)実際いろいろ課題が多くありまして。それを埋めていく大変素晴らしい機会になってるなと」

オイシックス・ラ・大地 高島宏平社長
「新潟で活躍している方と一緒に、その核となるものは作っていきたいというふうに思っていますが、その上で日本中あるいは世界中で食の領域で起業する人にとって魅力的な環境をしっかり整えていくと」

来年、社団法人を立ち上げ、構想の実現に向けて取り組みを進めていくということです。