震災の被害から復活を果たした山田町のカキ養殖に今、異変が起きています。
状況の打開を目指して「幻の貝」の養殖に挑戦する漁師の思いに迫ります。

明治20年ごろに始まり、昭和に入ると地域の産業として定着したとされる山田町のカキ養殖。
震災で山田湾の養殖いかだは大きな被害を受けましたが、近年は収穫量も回復し復活を果たしました。そのカキ養殖に今異変が起きています。

(福士貴広さん)
「こういう状況で」
(記者:これで何年物?)
「これで2年物」
山田町で祖父の代からマガキの養殖を営む漁師、福士貴広さんです。
2年ほど前から養殖するカキのへい死に頭を悩ませています。