負傷者続出、勝てない日々…
11月2日、ちふれASエルフェン埼玉戦。雨の降りしきるユアテックスタジアム仙台。1対1の同点でドラマが起きたのは、選手交代直後のアディショナルタイムでした。試合終了間際で押し込んだ鮮やかな決勝ゴール。マイナビ仙台レディースが待望の今シーズン初勝利を掴んだ瞬間でした。
佐々木マイナビ仙台 佐々木美和選手:
あの日はベンチスタートだったんですけど、(スタートから)出られない悔しさっていうのもありましたし、途中から出たら必ず結果を出すぞ、という気持ちでは試合に臨みました。

9月に開幕した女子プロサッカーリーグ。しかしマイナビ仙台は開幕前後から負傷者が多数出るなど、いきなりの苦境に。開幕から2ヶ月、最初の勝ち星を手にすることができないでいました。

マイナビ仙台 佐々木美和選手:
本当に「勝つ」って難しいなと感じる試合が多くて。シーズンが始まるのに向けてすごく良い形で準備ができていたところで、負傷者の穴をどうチーム全体で埋めていくかというところが、練習でも全員で取り組んでいたところだったんですけど。