最新技術で防災力の強化につなげます。
宮崎県延岡市では、デジタルを活用した津波避難システムの構築を目指そうと、地域の避難訓練に合わせて実証実験が行われました。
これは、延岡市や富士通などが新たな通信技術である「Wi-Fi HaLow(ワイファイヘイロー)」を活用した津波避難システムの構築に向け、総務省の実証実験の一環で行ったものです。
延岡市の北緑ヶ丘区の住民が参加した訓練は、地震が発生し、大津波警報が発表されたとの想定で行われ、住民たちが自宅から南中学校へと避難。
この間、区長がワイファイヘイローを活用して、住民の避難の様子や河川の様子をカメラの画像で確認し、放送で津波の状況などを伝えました。
(北緑ヶ丘区 花畑周二郎区長)
「津波が遡上してきました。急いで、急いで、避難してください」
また、住民が事前に専用のアプリに登録すると位置情報がタブレット上に表示されるほか、自分で現在地を確認できるということです。
(北緑ヶ丘区 花畑周二郎区長)
「すばらしいものができるんじゃないかと、心の中では思っております。大いに期待してます」
また、3日は、地域住民や中学生を対象にした防災講話も行われました。
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