オリンピックとパラリンピックの出場者が直接指導です。
運動の楽しさを知ってもらおうと、宮崎県高鍋町の小学校でオリンピックメダリストらが講師を務めたスポーツ教室が開かれました。

高鍋町が実施した「キッズ健幸アンバサダー育成講座」で講師を務めたのは、北京オリンピック™4×100mリレー銀メダリストの朝原宣治さんと、パラリンピック車いすラグビー3大会連続出場の三阪洋行さんです。

3日は、まず、朝原さんが高鍋西小学校の児童らに足の回転や歩幅など速く走るためのコツなどを指導しました。

(講師 朝原宜治さん)「何×何は速く走れます。さあ何でしょう?」
(児童)「筋肉!」

このあと、児童たちは三阪さんから競技用車いすの操縦方法を学び、鬼ごっこなどをしながら楽しみました。

(児童)
「走り方を一から教えてもらって、分かりやすく楽しく走りました」

(講師 三阪洋行さん)
「きょうやった特別な体験が、アンバサダーとして伝えていく中で、発想とか考えがもっと大きくなって、誰とでもスポーツをしてみんなで健康になろうということを誰にで伝えられるようなきっかけがきょう生まれたと思っている」

2人の指導を受けた児童たちは、今後、町の「キッズ健幸アンバサダー」として、運動の楽しさや重要性を家族や友達に伝えていくということです。