名古屋市中川区にある創業97年の老舗うどん店「葉栗屋(はぐりや)」。
この店の看板メニュー、味噌カツで思わず目を引くのがキャベツの量。
メインの味噌カツの存在感を奪いかねない程の圧倒的なボリュームを誇っています。

メニュー表を確認すると、キャベツの量は10段階から選ぶことができ、どれを選んでも値段は変わりません。
最も量の多い「普通盛り」では、キャベツ半玉から3分の1玉ほどを使うといいます。
店を営む沢井さんによりますと、おいしくキャベツを食べてほしいという思いから、ドレッシングの持ち込みを可能にしていて、食べきれなかった場合は持ち帰りもできるということです。

初めて来店して看板メニューを注文したという男性は。

(初めて来店した人)
「キャベツの量を『半分』で頼んだが『これで半分なの?』と思った。4分の1くらいの量を想定していたので、注文間違えたのかなと」

そもそも、なぜこの店では、これほどまでにキャベツを“てんこ盛り”にして提供しているのでしょうか。