異常気象で“普通に育てるのが難しい”状況に

彦坂さんの畑では、畝を高くするなどして水はけを良くする工夫をしてきたものの、生育にはムラも…。
こちらは、同じ日に種をまいたキャベツですが…

(キャベツ農家 彦坂航さん)
「ピンポン玉くらいの大きさから、もうちょっとで収獲できるもの。ソフトボールくらいのものもある。もともと個体差があって生育の早いもの遅いものはあるが、ことしは特に差が顕著に出てしまっている」

近年は、猛暑や線状降水帯の発生など異常気象が多く、以前と比べキャベツを生産する難しさが増しているといいます。

(キャベツ農家 彦坂航さん)
「とにかく作りづらい。“おいしい野菜”を育てるのが難しいとかではなく、“普通に育てるのが難しい”状況になってきている。今までのやり方を、そのままやっているだけだと『作りにくい』『育てにくい』と本当に感じている」

価格高騰が続く中、今後の見通しは…。

(キャベツ農家 彦坂航さん)
「おそらく年明けには、ある程度出荷量は戻ってくると思うので。その後どのくらいで下がるか、いつもの値段になるかはわからないが。基本的には、いつまでもこの値段が続くことはない」

彦坂さんによると年明けには出荷量が戻る見通しとのことですが、現状小さいサイズのキャベツの出荷が多い中、半玉などではなく1玉単位で購入して欲しいと話します。

(キャベツ農家 彦坂航さん)
「半分に切るのではなく、むきながら食べると冷蔵庫で1か月持つ。小ぶりだと、そのまま冷蔵庫に入れても、そんなに圧迫しないので。1玉で買って、はがしながら1か月かけて食べてもらえれば。高くても廃棄する分は少ない」