フィリピン大統領に対し、「殺し屋を雇った」との問題発言で物議を醸したサラ・ドゥテルテ副大統領の弾劾を求める訴えが起こされました。
フィリピンの市民団体や元政府高官らで作るグループは2日、サラ・ドゥテルテ副大統領に対する弾劾訴追の申し立てを行いました。
ドゥテルテ前大統領の長女であるサラ氏は先月、「自分が殺されたら、マルコス大統領らを殺害するよう、ある人物に指示した」などと発言し、マルコス氏との亀裂が決定的なものとなりました。
原告団は、訴状の中で、こうしたサラ氏の「殺し屋」発言が重大な犯罪にあたるとしたうえで、「副大統領としての適性に欠けている」と主張。
また、サラ氏が「在任中に麻薬密売人から賄賂を受け取った」などとして、様々な汚職や権力乱用の疑惑に対する議会による追及を求めました。
フィリピンには、議会が憲法違反などの罪で大統領や副大統領らを弾劾できる制度があり、上下両院で有罪と判断されれば辞職することになります。
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