店でご飯を炊いて盛り付ける「ポプ弁」の誕生は1983年。「おなかいっぱい、おいしいご飯を食べてもらいたい」という目黒さんの思いから、「HOT弁当」としてはじまり、40年以上続いています。

1982年7月 ポプラ 目黒俊治さん (当時 社長)
「お客のいるものはなんでも揃えるというのが私の方の考え方、いると言われれば、なんでも揃えます」

その後のポプラは、消費者の求める便利さを追いかけるように1992年からM&Aによって次々と店舗を増加。中国地方を中心に、九州・四国・関東・関西へも展開し、一時は900近くまで店舗数を増やしました。

しかし、他社との競争激化などで業績が低迷。2014年末に業界大手のローソンと資本業務提携を締結し、原材料や商品を共同で調達するとともに、「ローソン」や共同店舗「ローソン・ポプラ」へのブランド転換をしています。

さらに、こんな出店形態に。

小林康秀 アナウンサー
「RCC社内にはポプラの店舗があります。防犯カメラがあって無人になっています。私は飲物などでお世話になってます。最近のポプラは、こうしたオフィス・ホテル・病院などの施設内店舗や無人コンビニが多くなっています」

ポプラ 岡田礼信 社長
「大手さんの資本にはなかなか勝てないということがありましたので、他と組んで商品力をあげていくという、当時の決断があった」