そんな危機を救ったのはポプ弁でした。
ポプラ 岡田礼信 社長
「ローソンさんの品揃えに『ポプ弁』をオンするという売り場構成で支持をいただいている。ポプ弁があったおかげで…ということを今になって強く感じる」

そのポプ弁で培ったノウハウの活用がはじまっています。2022年から、老人ホームなどへ配送する冷凍の弁当や惣菜を製造しています。こちらは先月発売した、20品目がとれる健康志向の弁当。ドラッグストア・ウォンツなどを手がけるツルハグループの管理栄養士が監修しました。こちらは広島市立広島商業高校や川中醤油とのコラボ商品『梅しょうゆ弁当』。今年で6年連続のコラボです。
ポプラ 岡田礼信 社長
「お店を通じて情報発信とか、役に立てるのではないか。地元発祥のコンビニとして地元に貢献できる企業になりたい思いもありますので、取り組みを積極的にやらせていただいています」
ポプラは、今後の50年も見据えて、小売りだけでなく製造業も事業の柱にしていきたいとしています。

ポプラ 岡田礼信 社長
「おいしさにこだわった、お弁当に特徴のある企業として成長して行きたい」
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天谷宗一郎 コメンテーター
「本当に歴史を感じる映像でした。私は福井県から広島に出てきたのですが、ポプラでポプ弁を買った時に、どんだけご飯入れてくれるんだって思いました。若手の頃に助けられました」
田村友里 キャスター
「ポプ弁大好きです。お米が最高に美味しいのでよく食べています。コンビニは、競争激化で大変な中で、新しい事業をどんどん展開して、生き残りをかけて戦っているんですね」
青山高治 キャスター
ポプ弁は、がっつりなイメージだけじゃなくて、最近はフードロスとか、様々なニーズに対応するために、小さいサイズも取りえてるということなんです。RCCのポプラもありましたけど、店舗ごとに細かいニーズを聞いていくそうです。店舗で、商品などの要望が出せる。QRコードもついてて、結構早く対応してくださる」
田村友里 キャスター
「何回も要望を出してます。これ入れてほしいと言ったら、本当に吐いてたりするんですよ。で、ダメならダメで、理由もちゃんと教えてくれるんですよ。なるほど、すごい対応してくださいます。
青山高治 キャスター
「その根底にあるのが、目黒会長が言われていた『お客様第一』という言葉で、これが今も生かされています。岡田社長の話では、コラボ商品などの商品開発も企業などの要望を細かく聞いて作っていくということです」