アメリカのトランプ次期大統領は中東問題を担当する大統領上級顧問に、次女ティファニー氏の義理の父で、実業家のマサド・ブーロス氏を起用すると発表しました。
トランプ氏は1日に発表した声明で、ブーロス氏について「国際舞台で豊富な経験を持つ、有能な弁護士」と紹介し、「中東の平和の揺るぎない支持者であり、アメリカとその利益の強力な擁護者になる」と強調しました。
ブーロス氏はレバノン系の富豪で、息子がトランプ氏の次女ティファニー氏と結婚しています。大統領選挙ではアラブ系有権者の支持拡大に貢献しました。
アメリカメディアは、ブーロス氏がレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラをはじめ、中東地域で豊富な人脈を持つと報じています。また、ニュースサイト「アクシオス」は、ブーロス氏がパレスチナ自治政府のアッバス議長とトランプ氏の間の窓口役を務めていると伝えています。
トランプ氏は先月30日には、長女イヴァンカ氏の義理の父である実業家チャールズ・クシュナー氏を駐フランス大使に指名していて、外交分野での親族の起用が相次いでいます。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】事故から2週間...下校中はねられた女子中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い越し若い命が危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかるその恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
