アメリカのトランプ次期大統領は、FBI=連邦捜査局の長官候補として、組織の解体を主張するなどFBIへの激しい批判で知られる元国防総省の高官を指名すると表明しました。
トランプ次期大統領は先月30日、FBI長官の候補として、国防長官代行の首席補佐官などを務めたカシュ・パテル氏を指名すると自身のSNSで明らかにしました。
パテル氏は、トランプ氏の熱心な支持者として知られていて、「FBIが捜査などを通じてトランプ氏を攻撃してきた」などと批判し、組織の解体を訴えてきました。
現在のレイ長官は、トランプ氏が前回の政権時に指名し2027年まで任期が残されていますが、パテル氏が起用されれば更迭されることになります。
こうしたことからアメリカメディアは、FBIの独立性が保たれるか懸念を指摘していて、ニューヨーク・タイムズ紙は「議会上院の承認手続きでは障壁にぶつかることが予想される」と報じています。
また、トランプ氏は、駐フランス大使として、長女イヴァンカ氏の義理の父である実業家・チャールズ・クシュナー氏を指名することも発表しました。
チャールズ氏は、前回の政権で大統領上級顧問を務めたイヴァンカ氏の夫、ジャレッド・クシュナー氏の父親です。
チャールズ氏は、脱税などの罪で有罪判決を受けましたが、トランプ政権下で恩赦されています。
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