開業まであと3日となった西九州新幹線に関する話題をお伝えしているシリーズ「新幹線がやってくる」
7回目は新幹線開業を機に新たに長崎県内を走る列車を紹介します。

新幹線かもめの車両は新型のN700S。
鮮やかな赤と白のツートンカラーが目を引きます。

かもめは6両1編成で今月11日に、全4編成が勢揃いして公開されました。

JR職員:「出発」
(汽笛:プワーン)

記者:「いまかもめが走り始めました」
かもめの試運転は5月にスタートしました。

「すべるように走る」と表現されるほど滑らかな走りで最高速度は260キロ。
長崎駅と武雄温泉駅間の66キロを結んで23日、開業します。

今月17日、佐世保駅で行われたJR佐世保線 振子型車両出発式典。
式典司会者:「振子型車両の導入を記念しまして、どうぞ」


佐世保線に導入される振子型車両の885系特急列車。
特急かもめでなじみのある車両です。

朝長 則男 佐世保市長:
「居住性が増す、利便性が増す、高速性につながってくると思いますので」


佐世保と博多を結ぶ特急「みどり」としても走ることから「白いみどり」とも呼ばれ話題となっています。

今月15日、小倉総合車両センターでの「車両完成」イベント。
披露されたのは、長崎駅と武雄温泉駅間を走る新たな観光列車「ふたつ星4047」です。


パールメタリックを基調とした外観で車内のラウンジは贅沢な空間を演出。
沿線地域のグルメを堪能できるのも魅力です。

JR九州 古宮 洋二 社長:
「佐賀・長崎県の魅力を詰め込んでいます。1年後、2年後、10年後までつながる事が地元に対しての一番のプラスになります」

新幹線開業とともに新たに走り出す列車たち。
西九州新幹線かもめは3日後に長崎にやってきます。














