住民「なくなると非常に困る」
町内会は、地元住民およそ4800人分の反対署名と存続を求める嘆願書を去年12月に県警に提出、11月14日には請願書も提出しました。

桜ケ丘学区連合町内会 折原久治会長:
「一緒に協力しながら我々の防犯協会などと連携を取りながら今まで(桜ヶ丘地区を)守ってきた。それがなくなってしまうと非常に困る」
桜ケ丘地区に駐在所が設置されたのは、1986年4月。宮城学院女子大学の移転や団地の造成に伴い、事件や事故が増加したことを受け、新たな治安維持の拠点として整備されました。

地域の安全を守ってきた駐在所。周辺では最近、空き巣被害なども発生していて、住民からは、廃止の方針に不安の声が聞かれました。
住民:
「ずっとあったものなので、実感がわかなかった。あったほうが安心だなと思う、小学校や中学校が近くにあるので」
「なくなるのはちょっと不安。近くにお巡りさんがいるのは安心感があるので、お年寄りが多いので、何かあればすぐに行ってくれる」