全国有数のミカンの産地、愛媛県八幡浜市の真穴地区で、今年も「愛のみかん運動」が行われました。ミカン農家の子どもたちがお手伝いのご褒美にもらったミカンを持ち寄り、プレゼントします。

登校する小学生が手にしているのは…

6年生 女子「お手伝いのご褒美にもらったミカンです」

八幡浜市の真穴小学校の全校児童は46人で、その保護者のおよそ8割がミカン農家です。

27日は、子どもたちが収穫作業などを手伝いご褒美としてもらったミカンをもって登校しました。

児童会では毎年、ミカンを市内の福祉施設などにプレゼントする「愛のみかん運動」を続けています。

さっそく子どもたちは持ち寄ったミカンを箱に詰めていき、地域の人たちから寄せられたミカンも合わせると10キロの箱が25箱になりました。

6年女子
「ミカンを食べた人が笑顔になってくれるように箱詰めしています」
5年男子
「食べるとすごく寒い冬でも元気に過ごせると思います」

真穴小学校の「愛のみかん運動」で集まったミカンは、市内の福祉施設や公共施設をはじめ今年は能登半島地震の被災地にも贈られるということです。

児童「真穴のミカンは日本一!!」