労働基準監督署が2023年4月~24年3月に、監督指導を行った事業所のうち、およそ4割で違法な時間外労働が確認されたことが山口労働局のまとめで分かりました。
この監督指導は、さまざまな情報から時間外・休日労働時間が、1か月あたり80時間を超えていると考えられる事業所などを対象に行われるものです。
山口労働局によると、昨年度、対象となったのは289の事業所で、違法な時間外労働は37.7パーセントにあたる109の事業所で確認されたということです。
実際に1か月あたり80時間を超える時間外・休日労働が認められたのは、このうち66事業所でした。ほかにも、賃金不払いの残業なども確認されたということです。
山口労働局は、長時間労働の是正に向けた取り組みを積極的に行うとともに、11月の「過重労働解消キャンペーン」の期間中に重点的に監督指導を行うことにしています。
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