労働基準監督署が2023年4月~24年3月に、監督指導を行った事業所のうち、およそ4割で違法な時間外労働が確認されたことが山口労働局のまとめで分かりました。
この監督指導は、さまざまな情報から時間外・休日労働時間が、1か月あたり80時間を超えていると考えられる事業所などを対象に行われるものです。
山口労働局によると、昨年度、対象となったのは289の事業所で、違法な時間外労働は37.7パーセントにあたる109の事業所で確認されたということです。
実際に1か月あたり80時間を超える時間外・休日労働が認められたのは、このうち66事業所でした。ほかにも、賃金不払いの残業なども確認されたということです。
山口労働局は、長時間労働の是正に向けた取り組みを積極的に行うとともに、11月の「過重労働解消キャンペーン」の期間中に重点的に監督指導を行うことにしています。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
