3連休の最終日、台風14号が山陰地方を直撃。大きな被害を与えながら山陰を横断しました。

木谷茂樹 記者
「益田市を流れる高津川です。濁流がうねりをあげて下流に流れています」


台風14号が近付いていた午前9時の島根県益田市。
未明から激しい雨が降り、市内を流れる高津川が増水。一部では一時、避難判断水位を超えました。

そして午後になると、津和野町内では、水があふれ出し始めました。

木谷茂樹 記者
「川の水があふれて道路が冠水しています」


あふれれ出した水が、どんどん田んぼへと流れ込んでいき、収穫を間近に控えた稲たちが水に浸かってしまいました。

木谷茂樹 記者
「あちら公園、遊具のところまで浸かっています。公園と川の境目が分からなくなっています」


そして、吉賀町内の集落では床下浸水が発生しました。

家主は
「床下浸水しました。こんな雨は経験ありません」


経験のないほどの激しい雨。玄関では床の割れ目から水があふれ出していて、ポンプを使っての排水作業に追われていました。