韮崎市内の小中学校にグランドピアノが贈られ、記念のピアノリサイタルが開かれました。
グランドピアノなどを贈ったのは、山梨県韮崎市の一般財団法人仲田育成事業財団です。
財団は、韮崎市出身で東京で税理士として活躍した故仲田貞次さんの遺志を受け、その私財約6億円の基金で設立されました。
財団の設立30周年の記念事業として、韮崎市内7つの小中学校に6台のグランドピアノなどが贈られました。
24日は、ピアノが贈られた中学校の生徒の代表が「ピアノを後輩たちに受け継ぎ、大切に使っていきたい」と感謝の言葉を述べました。
その後、記念リサイタルが開かれ、山梨市出身のピアニスト小林侑奈さんが、ショパンやドビュッシーなど約15曲を披露しました。
会場を訪れた人たちは、ピアノの美しい音色に聞き入っていました。