今年のノーベル平和賞に選ばれた、日本被団協の四国地区の代表理事で、愛媛県松山市に住む松浦秀人さんが授賞式へ出発するのを前に、有志のメンバーが市内で壮行会を開きました。
現在78歳の松浦さんは、広島の原爆に母親の胎内で被爆、32歳で被爆者健康手帳を取得したことをきっかけに日本被団協に加盟し、現在、四国地区の代表理事を務めていて核兵器のない世界実現を訴えています。
ノーベル平和賞授賞式への出発を前に開かれた壮行会にはおよそ40人が参加し、花束と激励の言葉を贈られた松浦さんは、今後の活動への決意を新たにしていました。
(松浦秀人さん)
「これをてこにしながら、核兵器のない社会まで作るとはいかなくても、少なくとも使用を禁止する。被爆80年には核兵器禁止条約の参加を目指して、一層運動していきたい」
ノーベル平和賞の授賞式は現地時間の来月10日、ノルウェーのオスロで行われ、出席するメンバー31人の渡航費は、クラウドファンディングで賄われるということです。
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