前市長の衆院選出馬に伴う自動失職を受けて行われる「名古屋市長選挙」の投票が始まりました。

今回の名古屋市長選挙は、15年続いた河村市政の「継承か刷新か」が最大の争点で、過去最多に並ぶ7人が立候補しました。

「市民税減税」や「名古屋城天守閣の木造復元」など、前市長が進めた看板政策の行方は?そして名古屋の今後はどうなる?

ライブ配信では、CBCテレビ「チャント!」の若狭敬一MC、大石邦彦アンカーマン、愛知学院大学の森正教授が分かりやすくお伝えします。

【立候補者一覧(届け出順)】

元会社員・無所属 太田敏光候補(76)
元会社員の太田敏光さんは、名古屋城天守閣木造復元を中止し、耐震化工事を進めると訴えます。

太田敏光候補(76)

元名古屋市副市長・無所属(推薦:保守) 広沢一郎候補(60)
日本保守党の推薦を受ける元名古屋市副市長の広沢一郎さんは、河村たかし前市長から後継指名され、市民税減税や名古屋城木造復元など河村市政の「丸ごと継承」を訴えます。

広沢一郎候補(60)

旅行会社社長・無所属 水谷昇候補(61)
旅行会社社長の水谷昇さんは、福祉や子育て、教育に必要な財源とするため、東京や大阪に負けない巨大テーマパークの誘致を訴えます。

水谷昇候補(61)

元大学講師・無所属 不破英紀候補(64)
元大学講師の不破英紀さんは、悩みがあっても一緒に乗り越えようと思えるような、孤立させない地域社会づくりを訴えます。

不破英紀候補(64)

元自治大学教授・無所属 鈴木慶明候補(85)
元自治大学教授の鈴木慶明さんは、きれいな地球を子孫に残すことのほか、景気回復のために持続可能な賃上げを訴えます。

鈴木慶明候補(85)

前参議院議員・無所属(推薦:自民・公明・立憲・国民) 大塚耕平候補(65)
前参議院議員の大塚耕平さんは、所属していた国民民主党のほか、自民、公明、立憲の与野党から推薦を受け、給食費、敬老パス、がん検診の負担金ゼロを訴えます。

大塚耕平候補(65)

政治団体共同代表・無所属(推薦:共産) 尾形慶子候補(67)
共産党から推薦を受ける尾形慶子さんは、河村市政の市民税減税は、恩恵を受ける人が限られていると批判し、介護保険料の引き下げなどを訴えます。

尾形慶子候補(67)