関東地方の少年3人が、山口県光市の住宅に強盗に入る準備をしたとされる強盗予備事件です。

新たに逮捕されたリクルーター役とみられる男が21日、山口地検に送検されました。



強盗予備の疑いで逮捕された茨城県の自称建設作業員の男の身柄が、山口地検に送られました。

警察によりますと、男は10月、実行役の関東の少年3人と共謀して、光市の住宅に強盗に入る準備をした強盗予備の疑いが持たれています。

警察によると、この事件はSNSなどでメンバーを集めて犯罪を繰り返す匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」の犯行とみられています。

一般的に、犯人グループは捜査から逃れるため、指示役や実行役などが細かく分かれていて、男は「リクルーター役」にあたるとみられています。

男はSNSなどを使って応募してきた3人の少年に闇バイトをあっせんし、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」を使って少年に指示していたということです。

警察は、男が指示役を担っていた可能性も視野に、関東で相次ぐ強盗事件との関連も調べています。