ドイツ大使館に駐在する空軍大佐が21日、大分市にあった捕虜収容所で亡くなったドイツ兵の墓を訪れ、追悼しました。
大分市の桜ヶ丘聖地を訪れたのは、ドイツ大使館付武官のラルフ・ペルジケ空軍大佐です。
桜ヶ丘聖地は、主に第一次世界大戦中の戦没者が埋葬されている旧陸軍の墓地で、当時大分市にあった捕虜収容所で亡くなったドイツ兵2人の墓碑もあります。
21日はペルジケ大佐や県の職員、自衛隊員らが花を手向けて、追悼の祈りを捧げました。

(ドイツ大使館付武官ラルフ・ペルジケ空軍大佐)「2人のドイツ兵のお墓を守り続けてくださった大分県民の皆様に心より感謝を申し上げます」
ドイツ大使館の関係者が桜ヶ丘聖地を公式に墓参りするのは、2020年以降5回目となります。