2024年秋に福島県内で収穫された新米の取引価格が去年と比べ、1.7倍の高値になっていることがわかりました。

農林水産省は19日、JAグループなどの集荷業者と卸売業者の間で取り引きされるコメの相対取引価格を発表しました。
それによりますと、福島県内で収穫された会津産のコシヒカリは、60キロあたり2万6873円、中通り産は2万4857円で、いずれも去年の同じ時期に比べ1万円前後高く、およそ1.7倍の高値となっています。
全国平均でも、2万4000円近くなり、2006年の調査開始以降、過去最高を更新しました。高値の要因について農水省は、品薄の影響から業者の間で新米の集荷競争が続いていることなどをあげています。