普天間基地の名護市辺野古への移設工事をめぐり沖縄防衛局は20日、初めて、うるま市の宮城島から埋め立て土砂の搬出を開始しました。
▽上空の取材ヘリから片野達朗アナ
「宮城島から土砂・石材を積んだとみられるトラックが鉱山から出ていきます。このあと中城湾港へと移動したのち、辺野古へと運ばれる見通しです」
県によりますと20日午前8時半ごろ、「きょうから宮城島からの土砂の搬出を開始する」と沖縄防衛局から県に連絡があり、その後、土砂の搬出が開始されました。
宮城島で採取された土砂は中城湾港から船に積み込まれ、米軍普天間基地の移設工事が進む辺野古沖へと運ばれたとみられています。
埋め立て計画では約2020万立方メートルの土砂が必要とされていて、このうち宮城島では約30万立方メートルの土砂が調達可能だとされています。
現在採取を行っている本島北部と宮城島で調達可能な土砂の量を合わせても、全体で必要な量には届かず、辺野古埋め立てのための土砂や石材は、防衛局が候補地としている本島南部や宮古島、石垣島などでも採取される可能性があります。
今月13日には、辺野古崎周辺の海域への土砂投入が開始されていて、20日に始まった宮城島からの土砂の搬出は、移設工事を加速させることになります。
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