南シナ海の領有権をめぐって中国との対立を深めるフィリピンのマルコス大統領は、アメリカのトランプ次期大統領と電話会談し、両国関係の強化に意欲を示しました。
フィリピンのマルコス大統領は19日、現地の記者団に対し、アメリカのトランプ次期大統領と電話会談したと明らかにしました。
ロイター通信などによりますと、マルコス氏は会談について「非常に友好的で生産的だった」と評価したうえで、「両国の関係をさらに強化したいという考えを伝えた」としています。
マルコス政権は、南シナ海で威圧的な行動を強める中国との間で領有権をめぐる対立が深まるなか、アメリカとの安全保障面での連携を強めていますが、トランプ氏によってアメリカの政策が変わるのではとの懸念も出ています。
こうしたなか、フィリピンを訪問したアメリカのオースティン国防長官は18日、機密情報を即時に共有する軍事情報包括保護協定「GSOMIA」に調印しました。オースティン長官は「我々の強固な同盟は、今後の政権交代を乗り越えることができる」と強調しています。
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