大分県立盲学校の児童や生徒が大分市在住の画家、北村直登さんと共同で制作した絵画が完成し、披露されました。

カラフルな色彩で牛の親子2頭が描かれたこの作品作りは、子どもたちに創造力を養って共同制作の楽しさを感じてもらおうと、県立盲学校が今年7月から取り組んできました。

大分市在住の画家、北村直登さんの下絵に視覚障害がある5歳から高校生まで11人が自由に色を付け、北村さんが仕上げをしました。絵には凹凸があり、手で触っても鑑賞できるようになっています。

(参加者)「触れるのはすごく良いところかなと思います」「絵を描くのは苦手だったけどみんなでやると面白いなと思いました。また一緒に絵を描きたいなと思います」

(北村直登さん)「喜んでくれたみたいで、すごくうれしいです。大人になったときにこの絵の意味や感じ方がまた少し変わってくればまたより良いのかなと思います」

北村さんと子どもたちが制作した作品は学校の玄関に飾られるということです。