36の出店 3500人が来場
迎えたイベント当日。ステージでのプログラムも「ダテノワ」メンバーの高校生たちがイチから考え、それぞれの団体に依頼をしました。ハンドベルの演奏やブラスバンドなどが披露され、訪れた人たちは、高校生たちのパフォーマンスに見入っていました。

郡山市から来た人「今の高校生はしっかりしている。すごく良い雰囲気のお祭りだなと思って見て回っている」
伊達市内から来た人「(市内の)高校も少なくなってきたので、少子高齢化の中(地元を)盛り上げてもらえれば」
会場に並んだ屋台は36軒。食事や体験を楽しむ人たちで大にぎわいです。依頼を受けて出店した伊達市のいちご農園「松葉園」は、いちごのホットサンドを提供しました。

松葉園・大橋由貴子さん「高校生たちが地元の起業と何かやりたいっていう思いがすごく詰まった企画で、お客さんがたくさん来てくださったので、私たちも楽しく出店している」
イベントの来場者はおよそ3500人。予想以上の集客に、高校生から笑顔がこぼれます。
「ダテノワ」高校生代表 聖光学院2年・佐藤美優さん「みんな本当に楽しそうな顔をしてくださっていて、私も楽しくなっている」
佐藤さんは今回で終わりにするのではなく、これからも伊達市の魅力を発信していきたいと話します。
佐藤美優さん「(この取り組みを)何世代もつないでいきたいので、来年も再来年も私が関われたらいいなと思う」
伊達市に若者の活気を。ダテノワは、地元を離れたあとも若者が伊達市に関わり続けるような取り組みを、これからも続けていくということです。















