障害者スポーツ・パラクライミングの世界大会に出場した花巻市出身の畠山直久選手が岩手県庁を訪れ、達増拓也岩手県知事に銀メダル獲得を報告しました。

15日県庁を訪れたパラクライマーの畠山選手52歳は、花巻市石鳥谷町出身で現在は都内を拠点に活動しています。
スポーツクライミングに近いパラクライミングは、高さ15メートルほどの壁の決められたルートをいかに早く高く登ったかを競う競技です。

畠山選手は2024年9月にイタリアで開催された世界大会の腕だけで壁を登るクラスに日本代表として出場し、12メートルを登って銀メダルを獲得しました。

(畠山直久選手)
「ある程度、自分の力が出せたのかなと思います思いもよらない色になりましたけ
ど、とても嬉しいです。まずは知ってほしい、気になればやってみてほしいという感じです」

パラクライミングは2028年のロサンゼルスパラリンピックから正式種目になる予定で、50歳を超えてなお挑戦を続ける畠山選手もメダル獲得を目指します。