青森県鶴田町の若手農業者の会が、小中学校の学校給食に使われるリンゴ880kgを町に無償で提供しました。
若手農業後継者団体「鶴田町みどりの会」は、地元の子どもたちに農業に関心を持ってもらおうと、会員が栽培したリンゴを町の教育委員会に提供する取り組みを続けています。
2024年は、甘みのあるリンゴが収穫できたということで、2023年より240kg多い「サンふじ」約880kgを農協の施設に持ち込み、冷蔵保存用のコンテナへ移し替え教育委員会に贈りました。
鶴田町 山本真規子 教育長
「毎年寄贈してくれるのはすごくうれしく思う。売れば収入になるものを、去年以上にくださる事に対して、心が痛いほどです。ありがとうの言葉だけでは感謝しきれない」
リンゴを無償提供した「鶴田町みどりの会」 工藤龍輔 会長
「子どもたちがいっぱい食べて、元気に冬を越せればうれしく思います。出来れば皮が付いた状態で野性的に食べて欲しい」
鶴田町は、このリンゴを小中学校の給食に取り入れ、2025年3月まで子どもたちに食べてもらうことにしています。











