盛岡市で60歳以上の市民による意見発表大会が行われ、豊かな人生経験から培われた思いや考えが声高らかに伝えられました。

この大会は1982年に「盛岡市老人の意見発表大会」として始まり、2020年からは「あのなはん~私の思いを言葉に込めて~」と名前を変えて毎年開かれているもので今回で43回目です。


15日は盛岡市が60歳以上の人たちを対象に開いている学習の場「盛岡ゆうゆう大学」に参加している、76歳から89歳の合わせて6人が体験談や若い世代に伝えたいことを発表しました。
佐藤敬子さんの発表は「老いは人生の勲章」です。

(佐藤敬子さん)
「20歳であろうが80歳であろうが、学ぶことをやめてしまった人は年老いていきます。大切なのは、今の自分にはまだまだ知らないことがあるという知的謙虚な姿勢です」

盛岡ゆうゆう大学で学ぶ仲間や発表者の家族・友人が耳を傾け、はきはきとした声といつまでも学び続ける姿勢に拍手を送りました。