岩手県内は来週月曜日以降、冬型の気圧配置となって雪が降る予報も出ています。
こうした中、盛岡で車のタイヤを取り扱う店では、タイヤ交換の作業が忙しさを増しています。

(吉田美涼)
「盛岡市内にあるタイヤ専門店ではタイヤ交換の作業がピークを迎えています」

盛岡市北山で車のタイヤ販売やメンテナンスを行うこちらの店では、従業員たちが冬用タイヤの交換作業に追われていました。

15日の県内は平年より気温が上がりましたが、来週月曜日以降は冬型の気圧配置となってところによって雪の降る予報となっています。
取材中もタイヤ交換を希望するドライバーたちが続々と店を訪れていました。

(お客さんは)
「上米内から(来た)。仕事の出勤が朝早くて、道が凍りそうだったので早めにやっておかなきゃと思って。とりあえず事故らないように安全運転したいと思います」

自らタイヤ交換を行う市民も多くいますが、店長の渡邊慎理さんは冬道を安全に走行するため、注意するべきポイントがあるといいます。

(渡邊店長)
「ナットの締め過ぎ締めなさ過ぎ緩み過ぎだと走っていてタイヤが外れてしまう。締め過ぎも車にダメージを与える。気を付けていただきたい」

自ら交換する場合も、専門店でタイヤの状態について点検することを勧めています。

国交省・岩手河川国道事務所が岩手町と雫石町の道の駅で調査した冬タイヤの装着率は13日時点で2か所合わせて38.4%と、去年の同じ時期より20ポイントあまり下回っています。

本格化する冬を前に、慌ててタイヤ交換する人が増えそうです。