農業を学ぶ高校生が栽培した野菜や花など農産物の即売会が、大分県杵築市で開かれ、大勢の人でにぎわっています。
県立日出総合高校の農業経営科では毎年春と秋に生徒たちが実習で栽培した農産物の即売会を開催しています。即売会は生徒40人が参加して杵築市にある高校の農場で行われています。

今年はタマネギの苗や生シイタケ、シクラメンの花など17品目が並びました。どの商品もスーパーなどで買うより手頃な価格とあって、会場では長蛇の列ができていました。
(客)「新鮮でね。すごいお得な気分になる」「生徒にとってもいい経験で私たちにとってはいい物をお安く買わせてもらって幸せ」
(生徒)「すごくやりがいがあって、お客さんも笑顔で帰ってくれたのでとてもうれしかった」
高校では「生徒たちに収穫の喜びを分かち合い、地域との交流を通して成長につなげてほしい」と話しています。