全国の八幡社の総本宮、宇佐神宮で2025年に行われる勅祭を記念して、醸造されたワインの樽出しに向けて、14日関係者が安全を祈願しました。

大分県宇佐市の宇佐神宮は、2025年、創建1300年を迎え10年に一度の勅祭が行われます。これを記念して宇佐市の安心院葡萄酒工房では境内に自生する「エビヅル」という品種と、既存の品種を交配したオリジナルのブドウでワイン造りを行っています。

このワインを瓶詰めする樽出しを前に、14日神事が行われ、ワインを入れたグラスを供えて無事完成とこれからの作業の安全を祈願しました。

安心院葡萄酒工房(大分・宇佐市)

(安心院葡萄酒工房 工房長・古屋浩二さん)「奉納するということだったのでかなりプレッシャーとしては感じていました。しっかりと健全な状態で熟成も進んでて樽から出して瓶詰めして、それからの熟成もすごい期待できるワインだなというふうに感じてます」

ワインは年内に瓶詰めを行い、貯蔵し来年の秋の勅祭で記念品として奉納されます。