「生態系や自然環境を守っていきたい」と強調

廿日市市議会の 新田茂美 議長に手渡された要望書では、廿日市市と地元住民らが合意内容を確認できる場を新たに設けることなどを求めています。
吉原幸子 代表
「対話するという状況になっていない。地元の声を聞くのは聞くが、あくまで市の計画ありき…。残念ながらそこが我々とどうしてもかみ合わない」
「守る会」は会見で、包ヶ浦の生態系や自然環境を守っていきたいとあらためて強調しました。11月2日の大雨では、雨水と海水で公園内が浸水し、水が引いた後は海洋ごみが大量に残された事例なども紹介しました。
吉原幸子 代表
「そこにいなければ見ることのできない景色、暮らしていなければ知り得ない情報がある。ここをより良い形で生かすにはどうしたらいいのか、市と一緒に考えていきたい」
廿日市市議会は市の意見も聞いた上で、適切に対応していきたいとしています。
廿日市市議会 新田茂美 議長
「市としては自然公園を管理するために、財政負担があるので見直したい。住民と市をつなぐのが議員の役目なので積極的に努めていきたい」














