懸命の復旧作業に遠方からも応援

大宜味村では今月9日の大雨の影響で浄水場に土砂が流れ込み村内全域の約1700世帯で断水が続いていましたが、浄水場が復旧したことできのうから順次給水が再開しています。

13日午前には、田嘉里地区と押川地区でも断水が解消し村内全ての地区で給水が再開されました。

▽田嘉里地区に住む女性
「トイレとか、洗い物も何もできない。3日間、大変だった」

泥で汚れた車をようやく洗えた女性は…


「当たり前に思っていた環境がそうじゃなくなったときに、本当に水の大切さを感じました」

一部の世帯では現在も水が出ない状態が続いていて、13日も村役場では午後7時まで飲料水が提供されています。

浸水などの被害が相次いだ国頭村比地では、周辺自治体や、中南部の消防職員など50人を超えるボランティアが集まり、がれきの撤去など復旧作業にあたりました。

▽辺土名高校 島袋禮さん
「自然災害なので事前に防ぐことはほぼできないというか、人間が太刀打ちできないんですけど、その後の処理というか、片付けは人間とか地域の人々が協力し合ってできるものなので、今後もこういう活動をしていきたい」