日本の南側には「3つの台風」が確認されており、23号と24号については、今のところ日本に接近する予想はされていませんが、「台風25号(ウサギ)」については、日本に影響を及ぼす可能性もあります。

ただ、最新の進路予想だと25号は、16日に「沖縄の南」に接近したのち速度を大きく落として、その後は「ほとんど停滞」する状態になるとみられています。

気象庁HPより(13日午後3時現在)

気象庁の最新情報によりますと、「台風25号(ウサギ)」は、発達しながら北上を続けており、現在「強い勢力」で「フィリピンの東」に接近しています。今後の予想をみると25号は、勢力を保ちながら15日にかけてフィリピンの上側の「バシー海峡」をカーブしながら進み、日本方面へ。16日~18日にかけては「沖縄の南」に接近して「ほとんど停滞」するとみられています。

台風23号(トラジー)は、徐々に勢力を落としながらゆっくりと西側に進んでおり、大陸へは上陸せず、15日午後に「南シナ海」で熱帯低気圧に変わる見込みです。

台風24号(マンニィ)は、「マリアナ諸島」を西に進み続けており、「フィリピン」方面に向かっています。24号は15日に「強い勢力」、16・17日に「非常に強い勢力」、18日に「強い勢力」となる見込みで、「フィリピン」を通って「南シナ海」に抜けていくとみられています。

以下、日本に影響を及ぼす可能性のある「台風25号(ウサギ)」の実況と今後の予報です。

※リンクから最新の「雨と風のシミュレーション」をご覧いただけます。