ANAによりますと、9月17日に沖縄・宮古から東京・羽田へ向かっていたANA88便の機内で、「与圧装置」に異常がみられるということで、緊急事態を宣言し、到着地を変更して大阪・伊丹空港へ着陸しました。

 9月17日午後6時前、高知県室戸沖の上空で沖縄・宮古空港から東京・羽田空港へ向かっていたANA88便で、機内の気圧をコントロールする「与圧装置」の不具合に関するメッセージがコックピット内で表示され、異常がみられることがわかったということです。

 その後、和歌山県串本沖上空で緊急事態宣言を発出し、17日午後7時前に伊丹空港へ着陸しました。

 この便には乳児などを含む乗客239人、乗員9人が搭乗しているということですが、今のところ、けが人などはいないということです。

 機内の乗客は伊丹空港へ着陸後に別の機材に乗り換えて羽田空港に向かうということです。