インドネシアの新たな大統領が、就任後初の外遊先となった中国で習近平国家主席と会談し、経済などの分野で協力していくことで一致しました。中国を含む5か国への歴訪で、アメリカのトランプ次期大統領と会談する可能性もあるということです。
インドネシアのプラボウォ大統領は、先月の就任後、初の外遊先として最大の貿易相手国である中国を8日から10日までの日程で訪れていて、9日、習近平国家主席と会談しました。
首脳会談で習主席は「新政権をしっかりと支援する用意がある」と強調したほか、中国外務省によりますと、「デジタル経済や先端製造業などの分野で協力を強化し、両国の近代化を推し進める」と述べるなど、経済分野で協力する姿勢を打ち出しました、そのうえで「共に保護主義に反対することを望む」と主張したということです。
一方、プラボウォ大統領は「中国企業のインドネシアへの投資を歓迎する」と述べたうえで、「グローバルサウス共通の利益を守り、世界の多極化を促進するための努力を惜しまない」と表明したということです。
また、プラボウォ大統領は「両国が多くの分野で親密なパートナーとなったのは自然なことだ」とも述べ、両首脳は緊密に協力していくことで一致しました。
人口世界4位、東南アジアの大国として経済成長が続くインドネシアは先月、中国・ロシアが主導する新興国の枠組み「BRICS」への加盟の意向を表明しました。また、今月にはロシアとの2国間での軍事演習を初めて実施するなど、中・ロに接近する姿勢も目立ちますが、プラボウォ氏としてはアメリカなどとの関係も重視する“全方位外交”で、国際社会での影響力を高めたい考えです。
プラボウォ氏は中国やアメリカなど5か国を歴訪する予定で、インドネシアメディアはアメリカ大統領選で勝利したトランプ氏と会談する可能性もあると報じています。
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