本島北部では、大雨の影響で建物の一部が崩落したほか土砂崩れや道路の陥没が発生し、県道や国道が一部通行止めとなっています。

きょう東村平良では、大雨の影響で川沿いにあった民宿の建物の一部が崩落しました。

木下富夫さん
「全部落ちている。そりゃもうびっくりするというか、怖いというか」

また、大宜味村では浄水場が床上浸水したため村内全域で断水が発生。復旧のめどはまだたっていません。

大宜味村に住む金城和夫さん(89)
「洗い物もできない。トイレなんかもだめ」

上江洲まりの記者
「こちら普段は多くの住民が利用する生活道路となっていますが、至る所が陥没していて、完全に遮断されています」

名護市などでは、道路の陥没や土砂崩れにより通行止めとなるなど、市民生活に大きな影響が出ています。

本島北部はこれまでの大雨で地盤が緩んでいるため、10日明け方にかけて土砂災害に警戒が必要です。