再犯防止 寝食共にして監視続ける

2年前にさかのぼる。水着を盗む目的で、白昼の小学校に侵入する事件を起こしたY男被告。当時行われた裁判でも、同様に証人として出廷した父親は、再犯防止に向けてY男被告の監督を約束。実際に、その後は妻と2人で寝食を共にしながら見守り、監視を続けてきたという。再び行われた今回の犯行は、その間隙を突くものだった。

法務省資料

また、保護観察付きの有罪判決を受けて以降、保護司との面談を欠かすことは無かったというY男被告。しかし、その関係は良好では無かった。

「上から目線で『仕事をさっさと探せ』とかなり強い口調で言われたようだ」

Y男被告の父親は、検察官と弁護士からの質問に答える形で、当時の様子を振り返り証言する。