熊本県内の郵便局の一部で、きょう11月11日(月)から「昼休み」の導入が始まります。昼前後のうち1時間、窓口業務が休止します。
日本郵便は、11月5日から全国約1400の郵便局で「昼休み」の導入を広げています。
これは2021年に始めた取り組みを拡大したもので、対象は主に少人数で運営する郵便局です。日本郵便によりますと、職場環境や防犯面を改善し、郵便局のネットワークを維持することが目的です。
熊本県内では、11月11日(月)から10市町村の36郵便局で昼休みを初めて導入します。
【対象の郵便局がある10市町村】
山都町・阿蘇市・小国町・宇城市・八代市・多良木町・南関町・荒尾市・天草市
休む時間帯は郵便局によって異なり、午前11時半~午後2時のうち1時間、郵便窓口・金融窓口ともに業務を休止します。
一方、窓口の休止中もATM(現金自動受払機)は使うことができます。
日本郵政は今後、客の利便性への影響を確認したうえで、他の郵便局への拡大を含めた本格的な「昼休み」の導入を検討します。