文学が持続可能な都市の発展にどのように貢献できるかを話し合う国際会議が、きのう山形市で開かれました。
山形市はユネスコ創造都市ネットワークに映画分野で加盟していて、毎年他の加盟都市と連携してやまがた創造都市国際会議を開いています。


今年のテーマは「文学」。

会議には文学の分野でユネスコ創造都市ネットワークに加盟している岡山市や韓国プチョン市などから文学のスペシャリストが招かれました。
会議では文学活動が都市の発展にどう貢献できるかなどが話し合われ、岡山市で出版社を営む山川隆之さんは「文学を一つのツールとしていろいろなつながりを作ることで何か形が見えてくるのではないか」と話していました。


また山形市で読書の推進活動を行う井上幸弘さんは「本を読む人が増えれば自分で物事を考えられる人が増える」として、図書館を通じて子どもと本を結びつける活動が大事だと話しました。

山形市では、来年も別のジャンルをテーマに国際会議を続けていきたいとしています。