脂が抜群に乗ったサバ、金華さばの水揚げが宮城県の石巻魚市場で始まり、シーズンの到来に市場は活気づいています。
石巻魚市場には、7日朝、青森県の巻き網船、第16惣宝丸が入港し、岩手の沖合でとったマサバおよそ58トンを水揚げしました。

魚市場では、青森から茨城の沖合でこの時期とれる脂がたっぷりと乗った大型のマサバを「金華さば」のブランド名で出荷しています。水揚げは去年より2か月ほど早く先月30日から始まりましたが、ここ数年は海水温が高い影響から不漁が続いています。

水産加工会社の担当者:
「(サバの)缶詰はまったく在庫がないので、たくさん作って早く販売できるようにしたい。(水揚げが)続いてもらうことを願っている」

金華さばは石巻魚市場の主力魚種のひとつで、水揚げは年明けの1月頃まで続く見通しです。